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身体を硬くする原因の3つ

リハビリ

櫻訪問リハビリテーションの櫻本でございます。

朝晩の寒さが厳しくなってきました、この時期は布団からなかなか出られませんね😓

先日は寒い時期に多くなる「ぎっくり腰」についてお話させて頂きましたが、寒くなるとご利用者様から「寒くなると体がこわばり動きにくい」「起きて動き始める時に関節が痛い」という話をよく聞くようになります。

身体が硬くなる・動き始めの関節の痛みは気温の変化だけなのでしょうか?

身体が硬くなる原因3つをお話していきます❗️

目次

冷えと筋肉の硬直(こわばり)

筋硬直やこわばりとは、「筋肉の硬直・緊張時に痛みを伴い、多くは動かすのが困難な状態」であると定義されます。

筋肉のこわばりは一般的には血流の低下によって起き、 寒くなると血流が悪くなり、筋肉のこわばりを悪化させます。

寒さにより血管が収縮(細くなる)、また動いていない筋肉は血液を運ぶ血管が細くなったりします。

冷えた空気に触れやすい手足から熱が逃げないように血管が収縮するので、手足が冷たくなり手がこわばったりします💦

これは心臓の周辺または内臓など身体の中心部を温めようとする生理的な反応

臓器の機能を保つために、できるだけ多くの血流を体の中心部に集めようとするためです。

なので、寒くなると血流が内臓器にとられ手足が冷たくなり、筋肉も動きづらくなります。筋肉の硬直・こわばりにつながり関節の可動域も狭くなって動く時に痛みを伴う事になります❗️

余談

手袋や厚手の靴下を履いても手足が全然温まらない…

これは手足の血管が収縮したままの状態なので手足がいっこうに温まらないという事になります🤔

まずは、身体の中心を温めみましょう!

身体の硬さは伸びにくさ

マッサージに行った時に身体が硬い・ガチガチですね!と言う言葉に身に覚えがある人はいますよね

この言葉の意味は何を指しているんでしょうか?

いわゆる「身体が硬い」とは2つの意味が含まれています。

1つ目は、触感

2つ目は、伸びにくい

もちろん触感で硬くなっている所が凝りの原因になっている事はあると思います。それと同時に筋肉の柔軟性があるか、ないかも大変重要になります。

柔軟性とは、筋肉や腱の動きが悪くて身体が伸びない状態を指します。

筋肉が伸びないから本来の関節可動域が損なわれている状態。「柔らかくする」ではなく、「伸ばしてゆるめる」ことが正解です❗️

なのでXやブログでもさんざん言っている「ストレッチ」をおすすめしているのです❗️

柔軟性向上で血流UP

筋肉は自らできる事は力を入れる時の「収縮」だけで、放っておいても自然と「ゆるむ」事はありません❗️

なので、前述した硬くなった筋肉はストレッチで伸ばす事(ゆるめる)が必要になってきます。

硬くなった筋肉を伸ばす事により、筋肉の収縮と伸張(筋肉の伸び縮み)がしやすくなると筋ポンプ(ふくらはぎなど)が働き血流改善も期待できます❗️

血流が良くなれば、寒さによる冷えでのこわばりや筋硬直、動き出しの関節の痛みも軽減できます❗️

余談

女性は足を冷やしてはいけないなんて言われるのは、女性は筋肉量が少なく第二の心臓と言われるふくらはぎの筋ポンプ機能が弱い(心臓へ送る力が弱い)のが原因で足が冷えてしまう事と言われています🤔

水分不足でも身体は硬くなる

じゃあ、水をたくさん飲めばカラダが柔らかくなる❗️という話ではありません🤔

脱水症と熱中症にはご注意を!!でも少し触れていますが、身体の中で水分を蓄えているタンクは筋肉です。その6割以上が水分で構成され、筋肉量が減れば体内の水分量が減少し、筋肉の動きも悪くなって身体は硬くなります。

筋肉と水分量低下は加齢によって起こります。若い頃と比べて身体が硬くなった…と感じる人が多い理由はこのせいです。例えば、立位で前屈したときの標準値を見てみると、20歳をピークに右肩下がりなるデータもあります。

筋肉量減少→体内の水分量低下→身体が硬くなる

ストレッチと適度な運動、例えばウォーキングでも続ければ筋肉量の減少に歯止めをかけられます✨

まとめ

皆さんの身体の硬さの原因はどれだったでしょうか?

身体が硬くなる3つの原因は寒さ・伸びにくさ・水分不足。これが原因で硬くなってしまいます🤔

共通する事は「筋肉の柔軟性が必要」という事です❗️

無理やりかもしれませんが

血流改善・筋肉腱の柔軟性・運動

にはストレッチが関わってきます。筋肉の状態を良くするとその効果は多方面に波及していきます。

この寒い時期にやってみると効果を実感できると思います、ぜひやってみて下さい✨