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食事とリハビリの関係

健康

櫻訪問リハビリテーションの櫻本でございます。

今回は「食事とリハビリの関係」についてお話して行こうと思います。

フレイルが進む原因と食事法」でもタンパク質の重要性をお話させていただきましたが❗️

リハビリを効果的に進めるには、適切な運動や治療だけでなく、やはり「食事」も重要な役割を果たします❗️特に筋肉の再生やエネルギーの供給を支える栄養素を摂取することで、リハビリの効果を最大限に引き出すことができます。

そんな食事の基礎の基礎を紹介していればと思います🙇‍♂️

目次

筋肉の回復を支える栄養素

たんぱく質

筋肉修復の要です❗️再生するには、たんぱく質が必要不可欠です❗️

リハビリ中は筋肉を多く使用するため、たんぱく質を意識して摂取することで筋肉の損傷を補修し、強化することができます。

たんぱく質を多く含む食品例

  • 魚(サーモン、サバなど)
  • 鶏肉、卵
  • 豆類(大豆、レンズ豆)
  • 乳製品(ヨーグルト、チーズ)

引用: 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人の1日あたりのたんぱく質推奨量は体重1kgあたり1gとされています。

ビタミンDとカルシウム

骨の健康を保つために、ビタミンDカルシウムが欠かせません❗️これらは骨折や骨粗しょう症のリスクを軽減し、リハビリ中の骨の強化を助けます。

ビタミンDを含む食品例

  • 魚(イワシ、サンマ)
  • きのこ類(シイタケ、エノキ)

カルシウムを含む食品例

  • 牛乳、ヨーグルト
  • 小魚(ししゃも、煮干し)

エネルギー補給でリハビリをサポート

リハビリ中の運動量が増えると、身体が必要とするエネルギー量も増加します。そのため、適切なエネルギー源となる炭水化物や脂質を摂取することが大切です。

炭水化物

運動中のエネルギー源となる炭水化物は、体の動きを支える重要な役割を果たします。主食(ご飯、パン、麺類)を適量摂ることが基本です💁‍♂️

健康的な脂質

オメガ3脂肪酸を含む脂質は、筋肉や関節の炎症を抑える効果が期待できます。

オメガ3を含む食品例

  • サーモン、マグロ、イワシ
  • ナッツ類(くるみ、アーモンド)
  • ブルーベリー、ほうれん草

水分補給の重要性

水分の重要性について、他の内容でも触れています。

日々の水分補給のコツ

脱水症と熱中症にはご注意を!!

リハビリ中は発汗量が増えることがあるため、適切な水分補給が必要です。

歳を重ねるごとに渇きに鈍感になり、おのずと水分摂取量が減少します。

脱水症状は筋肉や関節の機能を低下させる原因となるため、こまめな水分摂取を心がけましょう。

おすすめの飲み物

  • 水、麦茶
  • スポーツドリンク(適度に塩分を補給できるもの)

実践例:バランスの取れた食事

朝食例

  • 全粒粉パン
  • ヨーグルト(ブルーベリー添え)
  • オレンジジュース

昼食例

  • 焼き魚(サバ)
  • ご飯
  • ほうれん草のお浸し
  • 味噌汁

夕食例

  • 鶏むね肉のグリル
  • 蒸し野菜(ブロッコリー、にんじん)
  • トマトサラダ

まとめ

リハビリをより効果的に進めるには、適切な運動だけでなく、身体を支える食事の工夫が欠かせません。たんぱく質やカルシウム、ビタミンDを意識的に摂り、エネルギーと水分をしっかり補給することで、身体の回復力を高めましょう❗️

リハビリと食事のバランスを整えることで、健康的な日常生活を取り戻す一歩を踏み出せます✨

【引用・参考文献】